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【ライブレポ】ゼンジン未到とロワジール〜大阪編〜

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ゼンジン未到。未だ成されていない事を実らせられるようなバンドになるために打ち立てた自主企画。その続編として開かれた「ゼンジン未到とロワジール」は、その名を冠するにふさわしい、間違いなくミセス史に残る名ライブだった。


セットリストに関してはネタバレ防止のため伏せておくが、近年稀に見る名セトリだった事だけは書き記しておこう。
今のミセスにおける最良もセトリだったと言っても過言ではない。MCも控え目に、駆け抜ける22曲だった。

新規ファンが楽しめる定番曲はもちろん、古参が聴いて喜ぶ名曲もかなりの数あった。
楽曲の再現度もかなりのもので、音源より好きになった曲も数曲あった。

セットリストだけで言えばVariety is Varietyであったり、武装と創と造の方が個人的には好きだが、ライブとしての完成度は今回のライブが一番だったのではなかろうか。

特に大森元貴の歌唱力はItMツアーファイナルとは比べ物にならないクオリティで、聞き苦しい所は1つも無かった。特に序盤の声の透明感からボイトレの努力と成果が垣間見られた気がする。加工してんじゃねえのかってくらい綺麗な声質だった。高音の出し方だけ少し違和感があったが、これも解消される日は近そうだ。


ただ、普段からこの雰囲気でライブやってくれたらもっと参戦するのになあ、とも思った。
実は、ItMのセトリが微妙すぎて武道館まで見送ろうと思っていた。MEETYOUは悪く無かったし、ホール編は結構良かったが。
この調子で攻めまくったセトリを展開し続けて頂きたい。


演出においても煙だったりシャボン玉だったり水鉄砲だったりと、カッコよさとかわいさの両立がうまくなされていた。個人的には炎とかバンバン出して欲しかったんだけどね。


例のセトリ予想
murock0001.hatenablog.com
は結構外れていて、やらない曲も相当数あったが、それでも十分満足出来る仕上がりだった。あぶれた分は武道館か次のゼンジンでやってくれる事を期待している。


ただ一つだけ…会場の音響がね…少し惜しかったというか…変な音域だけウーファーかかってめっちゃデカい音になったりとか、またある時はベースが全然聴こえなかったりとか、座席が左寄りだったから仕方なかったけれど、ギターが聴こえなかったりとか。PAしっかりしてくれって思いました。


日比谷は音響がいい事で有名で、音作りに命かけてるバンドがバンバンライブやるような場所なので、今回のような事はまず無いだろう。東京編行く奴呪ってやる。チクショー。

まあ全てはレーベルさんがロワジール東京のBD/DVD出してくれたら済む話なんですけどね。首を長〜くして待ってます(^言^)




これにてライブレポは終了だが、「今まで散々ミセスを批判しまくってきた奴がなんであっさり掌返ししてんだよ」なんて思っている方も居るかもしれない。


最近、とある記事を見たのだ。そこで大森の発言が取り上げられていた。

「違ったら違うって誰かが言ってくれる。実行しなきゃ何も変わらないし、違うって事にも気付かない」

そこで俺は考えた。今のミセスの大幅の路線変更は、「迷走」ではなく「暗中模索」なのではないか。模索の仕方はかなり不器用ではあるし、現在進んでいる路線は決して青りんごっぽくはない。むしろ熟成されまくったりんごって感じがする。が、見限るか否かを決めるのはもう少し見守ってからでいいのではないか、と。

そして、今回のライブがあくまでロワジール(余暇)だということ。きっとこれからのミセスはこれを超える感動を届けてくれるに違いない。そう期待して、少なくとも俺はファンを続けようと思えた。皆さんはどうだったでしょうか。




ミセスに好きという感情が見出だせなくなっているそこの貴方。案外、本質は変わってないかもですよ。
それでは。