青りんごと皿

いつでも初心で居よう

これからのミセスに求めること

前回の記事

murock0001.hatenablog.com

で溜まっていた膿を一気に吐き出したので、そのままのテンションで行くと記事が色々と危なくなる。って事で、ワンクッション置かせて頂くことにしました。残ったもの全部吐き出します。熱心なファンの方は見ない方がいいかも。しばしクソ記事にお付き合い下さいな。
※dis成分が多いです。嫌いな方はブラウザバックを。


今回のテーマはズバリ、これからのミセスに求めることです。あくまでも個人の感想なので大目に見てやって下さい。





アー写とロゴを変える(戻す)
最近ミセスが伸び悩んでるのってこれのせいだと思うんですよ。だって、「ボーカルはなんと20歳!!期待の若手バンド!!」みたいな感じで売り出しておいてのこのアー写ですからね。

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なんすかこれ。
初見であっ、これダメなやつだ…ってなる人、結構いると思うんですよ。
一応ロックバンドという括りですよね?ミセスって。大森氏は「ロックには固執してない。ポップバンドを目指してる」みたいな事言ってたけど、もはやバンドですらないでしょ、このアー写は。


結構前、どこかのサイトでたまたまSexy Zoneのとあるアルバムのジャケットが目に入ったんですよ。調べてみたら、新アルバムはロックを前面に押し出した一枚になったとのこと。
…なぜ調べたかと言うとですね、ミセスのアー写とコンセプトが似てたんですね。ちょっと比較の為に貼りたいと思います。

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できる事なら、これ見てから2ndアルバムの初回盤、DVDの面を見て頂きたい。持ってる方は是非。

この二枚を見比べて、どちらの方が「バンドっぽい」と思うでしょうか?はたまた、どちらの方が「アイドルっぽい」と思うでしょうか?


アー写って結構重要なんですよ。本人たちの音楽性を表したものでもありますし。ミセスの場合、「曲の方向性がアー写に引っ張られてる」気がしてならないんですよね。

だって、この格好で重い曲歌っても違和感しかないでしょう?


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やっぱりこのアー写、ロゴがベストアンサーだと思うんですよ。純粋にかっこいいし、曲を聴いてみたいと思える。
今の格好でMステとか紅白でたらボロクソに叩かれそうで心配でならないんです。


アー写の弊害はそれだけで終わりません。例えば

「ミセスってバンドが今来てるらしいな…調べてみよ」検索
アー写ドーン
( ^ν^).。oO(バンドってなんだっけ…?)
YouTubeポチー
\サマーマママ・フェスティバール♪/
(唐突な水鉄砲)(大森特有の顔芸)(どこからともなく出てくる子供達)(未来に連れてって)(迫真のダンス)(ドノナツ?コノナツ!)(コーナーで差をつけろ)


サママ好きな方ごめんなさい。ここまでは行かずとも、妙な違和感を覚える方も多いのでは。TWELVE期のアー写をみて、YouTubeで鯨の唄やIn the Morningを見て新規急増の流れが理想なんですけどね。


決してサママが悪い訳じゃないんです。筆者もSOLで初解禁された時は「ミセス始まったな」って思いましたよ。(MV見て真逆のこと思ったとか言えない)


例え10代でも、これ友達に勧めるのって相当勇気要りますよ。ヘタしたら「なにこれダッサwww韓流アイドルかよwww」って言われかねないですからね。俺が初めてこのアー写見た時の感想とかじゃないからな!絶対違うからな!


ロゴにおいてもそう。
「海外ウケ狙ってアメコミ風にしてみました!」ってそれ、海外のバンドが「日本デ売レタイカラジャパニーズサムライノコスプレシマース」って言ってるのとほぼ同じですからね?絶対売れないでしょ。


おそらく事務所の売り出し方の問題なんでしょうけど(テアトルアカデミーはアーティストのマネジメント経験がとんでもなく浅い上にミセス以外はアイドルしかマネジメントした事がない)、あからさまに本人たちのやりたい事と180度真逆なんですよね。
TWELVEまでは好き勝手やらせてたんだから、そのまま行けば良かったのに…




②運営を意識改革(かえ)る
これも結構な問題。フリラとかサイン会とか写真撮影とか、なにか一大イベントする度に問題が起こる印象。最近ではFC限定グッズが波紋を呼んでましたね。あれは酷かった。中学生の家庭科かよと。そのレベルのデザインでした。
努力は伝わるんだけど、それが結果に結び付いてないのが非常に残念。頑張ってほしい。




③楽曲の方向性を変えない
これは今更言ったって無理な問題ですね。
僕はWHOO WHOO WHOOが大嫌いです。あの曲だけはどうしても好きになれない。ライブでやったら地蔵になってやろうかと思うくらい。それくらい嫌い。


なぜか。バンドにノリだけの曲は求めてないんですよ。5分で書き上げたみたいな歌詞。何がlike a sky, like a birdだよ。
サウンド面においても2世代くらい前。冒頭のダブステップとか全盛期2008年とかじゃなかったっけ?からのEDM。サビであえて歌わないドロップも全てがテンプレかつ時代遅れ。海外ではEDMはオワコン。ましてや表ノリの曲なんぞ見向きもされない。そしてEDMに馴染みのない日本人にも見向きもされない。


以上の点において、ミセスはWHOO WHOO WHOOのような曲は世に出すべきでなかったと考えます。好きだった人、ごめんね。


いくら「外」向きの曲を作るとはいえ、どこかで誰かの心の支えになるような、そんな曲を作って欲しいんですよ。最近でいうと「どこかで日は昇る」とか、「In the Morning」とか。


洋楽に昏倒しないで欲しい。せめて洋楽のテイストを入れるにしても、ItMとかドロスの曲みたいにイカしたのを作って欲しいですね。





④積極的にタイアップする(特にCMとアニメ)
ミセスはソニーからメジャーデビューすべきだった。デビュー当時から常々思ってます。せめて事務所はSMAがよかった。


ソニーはタイアップが強いんですよ。特にアニメ。
ミセスの音楽性を考えると、アニタイほど強力なものは無いと思うんです。大森君自体、ボカロやらアニソンやらを聴いて育った人間であり、パブリックとかにも、若干その影響が垣間見える。


しかもアニソンを作ると、少なからずアニメ制作チームや監督とも話したり、曲の方向性を練ったりするんですよ。今までワンマンでやってきたミセスにとって、それは何よりも大きい化学反応になるんじゃないかなって。


俺が思うに、ミセスはラッドになりたがってたんですよ。
初期の服装、音楽性、絶体絶命期のラッドを彷彿とさせるものばかりだった。だからレーベルも同じEMIからデビューした。が、事務所はそうはいかなかった…
今からでも独立してくれないかな…


話を戻すと、EMIもといユニバーサルはタイアップが少し弱いんですよ。
例を出すと、同じユニバーサル傘下のback numberはたまたま月9で一発当てられたから良かったものの、それ以外のタイアップはほとんど微妙なものばかり。


ラッドはチームに恵まれすぎてるんですよね、怖いくらい。同レーベルのミセスはそうは行かなかった。
これを考えると、出し渋ったら負けなんですよね。


アニタイに関してはソニーアミューズの右に出るレーベルは無いし、CMもソニーとかビクターが強い。
ユニバーサルはドラマタイアップしてもほぼ100%フジテレビだからあまり視聴率が稼げない。その中でどうやって活路を見出すか。これからのミセスの楽曲に期待したいところ。




⑤ありのままでいる
これも叶わぬ願い。メトロック生中継観て思い知りましたよ。なので多くは語りませんけど、髪色だけはなんとかしてくれ…




はい。言いたいこと全部言いました。スッキリ。次の記事からはdis控えめにします。ごめんなさい。
デカいタイアップがどんどん決まって人気鰻登りのミセス。今年はMステ出られるんでしょうか。来年は紅白いけるかな?
期待して待ちましょう。

今のミセスは何がしたいのか分からない

※この記事はミセスを真正面から批判しています。見たくない方はブラウザバックをお願いします。

 出来ることなら、こういうブログは書きたくなかった。

誰が見ても読みたくない記事だと思うし、自分自身書いてて胸糞が悪い。

なのに、こうしてブログを書いていること、それが何を意味するかを分かってほしい。

 

 

 

 

正直、今のミセスは何がしたいのか分からない。

今まで騙し騙しファンを続けてきたけれど、そろそろ潮時かな、なんて思い始めている。

 

まず、この記事を書くに至った経緯について説明しよう。

事の発端はこうだ。

 

ここ最近、ミセスメンバーの悪ノリが加速していた。Twitterユーザーの中で流行していた俗に言うコラ画像(高氏の顔を蓮コラみたいにするやつ)なんかをひろぱが逆輸入してツイートしていたり、SNOWやらで加工しまくった動画を上げていたりしていた。

実際のツイートがこれだ。

 

 

炎上覚悟で言うが、心底気持ちが悪い。このアカウント、ベースの高野がファンのTwitterに扮装して、ライブ当日に写真撮影を行う、というドッキリ?企画の為に作ったものだった。それを引きずって、今もこのようなツイートを続けているのである。なんで25歳のバンドマンがこんな動画上げてんだよ、と思った。

 

まあ、元々最近のミセスは予想を悪い意味で裏切って来る事が多かったため、このツイートは我慢できた。嫌なら見なきゃいいだけだし。

 

 

 

だが、ついさっき事件は起こった。皆さんご存知のとおり、もちろん筆者もTwitterをやっているのだが、高野がアメーバピグを始めたことをほのめかすツイートを見て、フォロワーさんがみょんみょん(高野)にリプライを送ったのだ。

 

リプライの内容を要約すると、

Twitterはまだしもアメーバピグはやりすぎなのではないか。もちろん高氏がファンを思う気持ちも分かるけど、最近の行動、言動は見ていていたたまれない。ましてやミセスはファンとの距離感が近いから不安だ」

というものだった。

 

筆者自身、この人と全く同じ思いを抱いていた。

だって、出待ちの大群を掻き分けて駐車場で追いかけっこしたりしてるんですぜ?このバンド。それに前述のみょんみょんのアカウントでは、ファンの皆をフォロバしていたし、距離感の均衡が崩れてきている、これ以上やると色んな所に弊害が出る、と思っていた所だったので、「正論やなあ…どうせスルー安定だろうけど」と傍観していた。

 

 

 

さて、ここで問題です。

この後のみょんみょんの行動を予想してください。

①リプライをファボる

②リプライを送る

③放置する

④リムーブ(フォロー解除)する

⑤ブロックする

 

大抵の人は①か③だと予想しただろう。

 

なんと、正解は④の「リムーブ」でした。

それにひどくショックを受けたフォロワーさんは、間もなくログアウトされました。そりゃそうだよね。

 

 

さすがにこれは理解しかねる。ファボって放置とか、なんなら普通にスルーしても良かったのに、なぜリムるのか。メンバーはしきりに「みんなのリプライちゃんと見てるからね😊」とか言うけど、見た上でそんなレスポンスしたら元も子もないでしょ。間接的ならまだしも直接的にファンを傷付けてるんですよ?

サママでの変化に耐えられずログアウトした人、ライブで写真撮影OKになってログアウトした人、ファンの質の変化に耐えられずログアウトした人…色々いたけれど、このようなケースはおそらく初だろう。

 

たしかに高野はSNSの使い方が下手だ。けれど、今回の一件は高野だけの落ち度では無かったと思う。チーム内での雰囲気が「そういうもの」になってしまっているからだと思う。

 

正しい事を言って弾かれるのはどうかしている

 

自分語りになるが、筆者は半年ほど前、写真撮影がOKになった影響でシャッター音やファンの態度に耐えられずログアウトした人のツイートを見つけ、それを拝借して「この方針考え直すべきだろ運営」と問題提起するツイートをした。その当時、フォロワーは80人くらいだったのだが、瞬く間に拡散され、そして瞬く間に炎上した。

この件については、ツイート元の方のIDを伏せずに発言してしまった筆者にもかなり非があるのだが、まさかそれの影響で数人にブロックされ、複数の鍵垢から粘着されるとは思わなかった。(当時は何が何だかわからず病んだ)

 

きっとこのブログも火種になるだろう。だが敢えて言わせてもらいたい。今のミセスは何かが足りない

 

 

思い返せば写真撮影がOKになりだした頃からだろうか。徐々に運営に粗が目立ち始めた。フリーライブ騒動だったり、この間の福岡公演の一眼レフ没収の件だってそうだ。ファンに関しても、ライブの動画を撮ってTwitterに流す奴、ツイキャスで流す奴、会場で自分の囲いを増やそうとするラインライバー、2chでファンのアカウントを晒す奴…まだまだ他にも色々いた。

そして、今はメンバーだ。気付けば服装や髪型は異常なまでに奇抜になっている。言いたかないけどK-POP被れと言われるのも少し納得できる。「伝えたいことの核は変わらないから安心して」と言っていたけれど、さすがに不安になってきていた。そして今回のこの騒動。もうどうしようもない。見失ってないか?初心。

 

 

「知らぬ間に誰かを傷つけて、人は誰かの為に光となる」

皮肉なほどにピッタリな歌詞だ。

筆者はミセスの何を知ってるわけでも無いし、内情も分からない。ましてやこんな調子こいたブログを書いている1ミセスフォロワーだ。この歌詞の意味も取り違えている可能性だってある。けれど、今一度問いたい。その光は本当に正しいのか。

信じていた者を傷つけてまで輝く光に意味はあるのか、と。

 

 

 

 

見てますか。メンバーさん。運営さん。

僕は青りんごが腐るのは見たくないんです。

曲の素晴らしさに何もかもが追いついてないんです。

これ以上ガッカリさせないで下さい。

今回の高氏のリムーブの真の意図は「嫌なら関わるな」なのか「余計なお世話だ」なのか分からないけれど、いずれにせよファンを傷つけるような戯れ合いなら即刻やめて欲しいです。

僕からは以上です。

【レビュー】Introductionとプロローグ

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どうも。本日は、Mrs. GREEN APPLEというバンドを語る上で必要不可欠な最初のアルバム、Introductionをレビューしていきたいと思います。


悲しいかな、このアルバムと転売問題は切っても切れない関係。Introduction持ってない方は、せめてこのブログを見て、曲を聴かずとも満足して頂いて帰ってほしい。転売のせめてもの抑止力になれたらと願うばかりです。

とか言ってる割に、ブログを見ていただく前に、注意点が一つ。すげえ馬鹿らしい内容になってます。ほんとに馬鹿馬鹿しいね〜。あと若干のdisも入ってます。そういうの無理な方はブラウザバックを。




さて、このアルバムは今のミセスと明らかに違う所があります。何でしょう?

全国流通してない!
それもそうですね。このアルバムは2,000枚限定でライブ会場のみで販売されてました。でもそこじゃない。

ジャケットが紙!
いや、まあそうだけどさ。Progressive以後はプラスチックのケースだけど、この頃は経費削減のため(?)紙ジャケ仕様だったんですよね。そこじゃなくて。

なんか歌い方が今と違う!
それ今から書こうと思ってたやつ!あからさまにもっくんが幼い。それでいて純粋。綺麗。素敵。

そんなこたあどうだっていいんだよ!!メンバーだよメンバー!!
このアルバムまではベースが高氏じゃなくてマスオさんだったんだよ!!
サザエさんじゃねえよ!!あだ名の由来はサザエさんかも知れねえけど!!

そんなわけで、もっくん&ひろぱと同年代のベースさんがいたんですけど、発売後に脱退しちゃったんですよね。何故かはわかんないですけど。

ってことで、Introductionの音源聴いた時には「これ高氏じゃないんだ〜」と思いながら聴くも良しですね。




ところで、このアルバムのコンセプトは「無常観」。形あるものはいつかは消える。盛者必衰の理。それを脳の片隅に置いた上でこのブログ読むといいことあるかも。知らんけど。


いやー、改めてIntroduction聴いてみたけどね、大森元貴の声が若い。好き。別人ですねこれは。

いや、今の大森も好きなんですけどね。やたらとエッジボイスとこぶしと吐息を多用してくるスタイルね。嫌いじゃないんですけどね。

「泣けることもぅぁ゛あ゛〜るぅ〜でぇぇ〜むぉっ嫌いじゃなぁ〜いわぁ〜‼」
も決して嫌いじゃないです。
やけに眉毛と手がうるさい(褒め言葉)のも、最近に至っては全身うるさいのも嫌いじゃないですよ。ええ。(服装と髪色から目を逸らしながら)




…真面目な話をしましょう。
例えばね、それなりに人生経験積んでそうな風格漂うおっさんが人生観語ったって「そりゃそうだ」で終わるでしょ?でも、まだまだ若いティーンエージャーが語ると「何者だコイツ」ってなって、グッと惹かれるんですよ。好印象であれ悪印象であれ。


音楽の場合、それが声質に出るんですよ。
例えばamazarashiの秋田さんみたいな、一言では言い表せないようなすごい声の人(語彙力)が「愛を買わなくちゃ」とか言いながら世界を皮肉っててもそれはそれですごいですけど、我らがミセス大森の透明感溢れる声で「大人は器用でずる賢いな」って言われた方がビクッってなりません?少なくとも俺はなりました。どっちも大好きな曲だけどね。


だから、やっぱ透明感ある歌い方に戻して欲しいってのは少しある。
もちろん明るい曲なら今の歌い方でも映える…はず…だけど…ね。
「あのぉう♪城ぅ♪をめぇぇ♪ざそぉかぁ〜♪」
「踊りながら進むウェダァンジョァンwwwww」
…いいと思うよ。うん。

許せ。全国の大森ファン。一度冷静になってOz聴いてみてくれ。実際こんな感じだかr(ry


このままではただのくそブログに成り下がるのでそろそろレビュー始めていきます。




まず1曲目。HeLLoですね。
m.soundcloud.com

これね、不安なのが、このリンクが消されないかどうかなんですよ。この前の我逢人の考察で、結構前のもっくんのツイートを載せたんですね。

そしたら、そのツイートにリプを送っちゃった方がいて。それなりの人数。それに勘付いたもっくんがツイ消ししたんですよね。
だから今回は隠密に、穏便に済ませたい。…分かるね?みんな。


…まあ、聴いて頂いた通り、TWELVE版とそこまで変わらないんですよね。TWELVEのレコーディングの時、この曲はIntroductionの時の音作りに出来るだけ近づけたかったらしく、皆で昔の雰囲気に浸りながら録音したらしいです。尚、Introductionの製作時にはまだ高氏はいなかった模様。


Introduction一曲目でのHeLLoですからね、この曲はミセスの中でもかなり大事な曲なんじゃないでしょうか。当時はライブ映像がYouTubeにて公開されていた模様。もちろん今は非公開。かなしみ。


最近はナニヲナニヲと共にライブで演奏されることが多くなってきましたね。こういう流れ結構嬉しい。これからも歌い続けて欲しい一曲ですね。




はい2曲目。
soundcloud.com
この曲はめちゃくちゃ変わりましたね。Introductionの時にはまだひろぱがタッピングに慣れておらず、他のメンバーの演奏力もまだ発展途上だったので、こんな感じでまとまってるらしいです。
このバージョンも結構かっこよくて好きなんですけどね。コピバンするならこっちの方がよさそう。TWELVEは頭おかしいっす。


この曲はなかなかライブでお目にかかれないですよね…モノテトラ以後全くやってない気がする。是非ともゼンジンでやって頂きたい。




続けて3曲目。スターダム
出ましたよ。問題の曲。Introductionの価値の5割はこの曲にあると言っても過言ではない。それくらい名曲のスターダムさん。


この曲の何がすごいって、メロディがサビ含めて8つも存在するってことだと思うんですよ。頭おかしいでしょ。8つだぜ8つ。


普通のJ-POPはイントロがあって、AメロBメロサビを2周してCメロからのラスサビで終わるんです。

youtu.be

↑普通のJ-POP。
(米津玄師はよく曲の構造が異常とか天才とか言われるけど、それは「リビングデッド・ユース」とか「ホッピンアパシー」に代表されるコード進行の歪さの話。米津の曲が不協和音感満載でも普通に聴けるのは恐らく曲の展開がしっかりしてるから。)


けど、この曲の場合、冒頭の「期待をして〜」をAメロとすると、「待てど暮らせど〜」がBメロ、「正直〜」がCメロ、「心配ないよ〜」がサビになるわけですね。
んで2番「兎にも角にも〜」はBメロ、「着々じゃ〜」はCメロと違った展開なのでDメロとしましょう。んでサビ。
この時点で相当頭おかしいんですけど、ここからサビ以外同じフレーズが出てきません。「失くしたくないから〜」がEメロ、「器用になるって〜」がFメロ、大サビを挟んで「枯れては散ってく花だって〜」がGメロとなります。


…なんやねんGメロって。サカナクションかよ。山口一郎かよ。目が明く藍色かよ。製作に9年を費やした感動の超大作かよ。


でも、スターダムを聴いた事がある方ならここで「えっ!?Gメロ!?」ってなってると思うんですよ。僕も最初はそんなこと考えずに「ええ曲やなあ…」って思いながら聴いてました。そうなるのは何故か。


この曲、ずっと同じテンポ、同じコード感で展開されてるんですよね。サビとか転調してるんですけど、うまいことフックを多用して転調感を出させない編曲にしてるんですよ。だから、曲としてのまとまりがしっかりしてるし、違和感無く聴ける。それをほぼ独学でやってのけてるんですよ彼。天才かよ。才能くれ。


編曲においてはミセス史上一番凝ってる曲だと思います。凝ってるクセに素人にはそれを感じさせない。能ある鷹は爪を隠すってやつですね。にくいね大森。


BPM190くらいのアップテンポな曲だけど、パブリック(195)、我逢人(198くらい)、ナニヲナニヲ(200)、CONFLICT(210)に慣れちゃったらそうでもないっすね。心地よい速さ。


ミセスのアルバムには「表向き」のリードトラックと「裏向き」、言うなれば隠しリードトラックがあると思っていて、このアルバムの場合、スターダムが隠しリードなんじゃないかなって思います。


てっきり2ndアルバムで再録してくれると思ってたらまさかの待ちぼうけを食らうというね。次に期待してます。あとゼンジン未到。アンコールでやってほしい。本当に再録が待ち遠しい名曲。




そして4曲目。FACTORY
こちらは再録されてハッピー。
この曲は大量生産・大量消費の世の中の風刺と、「形あるものはいつか無くなってしまう」という無常観を歌っている曲(だと勝手に思ってる)。


この曲に関しては再録前の方が好き。インディーズ期の無機質な歌い方が、曲のテーマにこの上なくマッチしてる。
あとイントロがいい。セルフタイトル版はリードギターの主張が小さすぎる…バックのSEはセルフタイトル版の方が力入ってて好きだけど。サビ後半のシュワァァァ…とか2番の水みたいな音とか。
あまりライブで演奏されないのが玉に瑕。ラスサビとかわざわざIntroduction版には無かったEDM要素入れたのに…これもゼンジンでやってくれることを切望。




そして5曲目。リスキーゲーム
リードトラックにして当時のミセスの代表曲でございます。リードトラックということでもちろんYouTubeにてMVが公開されてたけど(略)ということで。
ミセスは非公開にされた遺産が多すぎて怖い。今YouTubeで上がってる動画はほんとに氷山の一角。過去を調べてると「もっと早くからミセスを知っていれば」とか「あの動画保存しとけばよかった」みたいなたらればしか浮かんで来ないですよほんと。つらい。(メンバー的には動画の保存・転載は断固NGらしいから気を付けようね)


Variety版に比べてBPMが遅いです。4〜5違う気がする。今でいうサママと同じくらいのテンポ。これくらいがちょうどいいかも。キーボードが抑えめ、バッキングのギターが聞こえやすいマスタリングのため、曲の雰囲気が結構違いますね。あとIntroduction版はラスサビの後の「リスキーゲームで〜」が無いから、テンポが遅いといえどもあっという間に終わります。3分弱。儚い。


近いうちに楽曲考察もしますけど、結構深いこと言ってるんですよね、この曲。これもずっと歌っていてほしい曲ですね。サビでノリノリでタオル回したい。そんな一曲。




最後、6曲目。慶びの種
こちらは隠しトラックとなってますね。ミセスの曲というよりは大森氏のソロ曲みたいな感じ。「えほん」とか「光のうた」みたいな立ち位置。大森氏の貴重な咳込み(?)が聴けます。ミセスのインディーズ期のエッセンスが濃縮されたような一曲です。


「僕らの世界は思うほど綺麗じゃない」「大きな心で唄を歌うことは僕にもまだ無理だろう」「期待をして傷ついて無くなるもんとわかってるならさ 最初からいらない」「凍えないようにして 腐らないようにして 大事にしたものは結局すぐ消える」「もう散る命の輪でほらまた明日」
と、決して明るい事ばかりを歌っているわけでは無いこのアルバム。けれど、最後にこの曲を聴くことによって、それらが総て報われる気がするんですよね。

流れる汗はいつか
零れる涙はいつか
溢れる笑顔はいつか
大事な大事なものになるよ

ほらね?
すごく綺麗なんですよ、この曲。FACTORYにて「大事にしたものは結局すぐ消える」と歌ってるんですけど、「増え行くものと消えゆくものは生まれ変わり」とも歌ってるから、そこも含めて無常観なんでしょうね。深い。そこらもまとめて考察記事上げますね。
この曲もゼンジンで…聴けないかなあ…と願ってます。どうせ半実仮想。かなし。


以上、全6曲。聴いてみた感想としては「末恐ろしい」。だってこれがまだ「自己紹介」であり「序章」に過ぎないんですよ?ここからミセスは「進歩」して、「変化」する。それがいかに素晴らしいかは言うまでもないけれど、この時点で期待せざるを得ないバンドだったし、今もそう。ミセスには勝てない。そう痛感する一枚でした。




いかがでしたでしょうか。初のディスクレビューでしたけども。初のレビューがミセス、しかもデビュー盤というハードルの高さ。ほんとにこの頃のミセスは世界観がすごい。ライターとしてもいいお勉強になりました。


いずれはミセスだけじゃなくて好きなバンドのレビューなんかもしていきたいですね…
あっ、そうだ(唐突)
近々ちょっとしたネタ?記事を上げるんで期待しないで待っててください〜!
くだらないけどタメになるような記事目指して鋭意執筆中です…!


それでは。

【セトリ】live at ミュージャック&ミリオンロック

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セトリ速報飛んできたんで載せます。

まずはミュージャックから

1.Just a Friend
2.Speaking
3.In the Morning
4.どこかで日は昇る
5.StaRt


続いてミリオンロック

リハーサル
リスキーゲーム

1.VIP
2.ナニヲナニヲ
3.Speaking
4.WHOO WHOO WHOO
5.うブ
6.StaRt

En
7.我逢人


ナニヲナニヲ復権の兆し…
そしてWHOO WHOO WHOOはこれから定番になってくるんですかね…
それにしても、もうすぐ夏フェスシーズンなのにサママをやらないのが驚き。冬散々やっといて今やらないのか…


メトロックが
リハーサル
Speaking
我逢人

1.VIP
2.Speaking
3.WHOO WHOO WHOO
4.うブ
5.In the Morning
6.StaRt

だったので、今年のフェスもStaRt、Speaking、うブが聴けるのは確定みたいですね。後は1曲目がJustかVIPかで変動するのかな?個人的にはセトリのバリエーションが増えて嬉しい限り。これからの動向に注目ですね。

【楽曲考察】WaLL FloWeRの世界

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「歌詞の意味がよく分からないけどかっこいい」

ミセスの曲を聴いていると、稀にこういう状況に陥る。
そこをどうにかして理解し、こうしてブログに落とし込んでいる訳だが、歌詞を理解すれば理解するほど大森元貴の描く世界観の奥深さに圧倒される。
ましてやこの曲、WaLL FloWeRなんかはその極致だ。


まずはこれを聴いて頂きたい。このブログの為に上げた動画だ。



わずか1分。1分でここまで世界観に惹き込まれるって、相当凄いことじゃなかろうか。それも、歌詞をまだ完璧には理解できていないはずだ。それなのに、心の底からふつふつと沸き上がってくるこの感情は何なのだろう。


実はこの曲、モデルとなった映画がある。2014年に公開された「ウォールフラワー」という洋画だ。大森はこれに感銘を受け、この曲を作ったらしい。歌詞にもその断片が散りばめられている。それも踏まえて考察していこう。


タイトルの謎

この曲やStaRtなど、ミセスには大文字小文字が混合された曲がよくある。
大森本人が明言を避けているので何とも言えないが、僕は小文字に「隠されたキーワード」があると思うのだ。


例えばこの曲だと“a”と“loe”。
a loeで“恋人”、そしてaloeの花言葉“苦痛” “悲嘆”だ。

そして、ウォールフラワーは直訳すると壁の花
これは、ダンスパーティーで一緒に踊ってくれる相手がおらず、独りぼっちな事から、“孤独”という意味の言葉だ。

さらに、wallflowerという花があり、日本ではニオイアラセイトウと呼ばれている。
こちらの花言葉“愛情の絆” “逆境にも変わらない愛”
ニオイアラセイトウの学名のErysimumは、ギリシャ語で“救う”の意を持つeryomaiが語源になっているという。

いかがだろうか。一部こじつけ感もあるが、ダブルミーニングどころの騒ぎではない。
今までタイトルだけでここまで掘り下げられる曲があっただろうか。


余談だが、ウォールフラワーという映画では、主人公には恋人がいるが他の女の子に片想いしており、仲のいい友達グループで集まった時「この集まりで一番可愛い女の子にキスをする」ゲームで恋人ではなく片想いの女の子を選んでしまい、恋人を怒らせグループから外されて独りぼっちになる
という描写がある。これも先程上げた“恋人”や、歌詞の〈愛しても無駄なのに 愛してる私が居る〉に繫がってくるのではないだろうか。





sp.uta-net.com

タイトルの謎が解けた所で、今度は歌詞だ。難解過ぎるので、少しずつ紐解いて行こう。

傷は癒え 明日に期待をしてみても
生まれ持った 呪いがさ
解けてしまったら 私じゃないから

人は皆 個々に運命に寄り添って
生きて行かなきゃいけないと
悟るは哀し あの子は壁の花

ここでいう“傷”は「日々と君」で切り裂かれた心の傷とも読み取れる。
映画では、主人公が幼少期に性的暴行を受けた過去がある。生まれ持った呪いとは言い難いが、主人公は孤独な少年。確かに壁の花だろう。

混沌とした世の中で生きて行くんだ
汚れた人間さ これ以上は御免だ

思春期特有の“葛藤”が伺える。
〈これ以上は御免だ〉とは、紛れもなく自殺の事。これから先も背負っていく重荷に耐え切れず、死を決意する描写だろう。

素晴らしいと思える様に
醜いと思ってみよう

“私”がどうなったかはあえて書かず、ここで恐らく世界にフォーカスが向けられている。
この歌詞は一見、言っている意味がさっぱり分からない。なぜ素晴らしいと思いたいのに逆の事を考えるの?

このままだと分かりにくいので、例を一つ挙げよう。


例えば、全人類が非の打ち所のない美男美女だったとしよう。でも、そうしたら全人類は皆美男美女だろうか。僕はそうは思わない。きっと皆「平凡な顔立ち」で片付けられるだろう。だって全員同じレベルの顔立ちなのだから。
ブスがいるから綺麗な顔の人が引き立つのだ。ブスを誇れ。そしてブスを崇めろ美男美女。


おわかりいただけただろうか。
光があるから闇があり、正義があるから悪があるのだ。双方が無ければ成立しない概念なのである。
だからここでは世界を醜いと思うことで、素晴らしさに気付けるよう訴えかけている。


普段こんなことを考えたことが無かった筆者にとっては軽く衝撃だった。これは哲学における二律背反(アンチノミー)に基づく考え方なのではないだろうか。WaLL FloWeRや道徳と皿のような“概念”を歌った曲(大森曰く「概念ソング」)には哲学や倫理学といったものが密接に関係してくる。気になる方はそちらもチェックしてほしい。

いつか来世に残る花が咲き
崩れぬ様に

ここでいう“花”とは人間のことだろう。素晴らしさに気付けずに、これから先も生きていくはずの命が消えてしまわぬ様に。

その「価値」が 決して全てではないのだ
生まれて来た 答えがさ
最初から決まっているんなら

人は皆 悲しむ必要なんてない
僅かな光なんかが
腹を空かし喚く 原因なんじゃない?

1番の歌詞との対比になっている。
貴方の持つ価値観が全てじゃないんだ。僕らが生まれてきた意味が最初から決まってるのならば。
人々は本当は悲しまなくていい。希望を持ってしまうから、絶望してしまうんじゃないか?


ここの歌詞も哲学的だ。希望があるから絶望がある。そう、『明日に希望を持つ者だけに絶望があるんだ』。
大森元貴は学生時代にRADWIMPSをよく聴いていたので、その影響も垣間見える。『絶体絶命』というアルバムの世界観と初期のミセスの世界観はよく似ている。特に『億万笑者』はこの曲とかなり似ていると思う。

大した差のない観念なんかが武器となるんだ
わかっているんだ「まだわかっていないんだろう」

ここも哲学。恐らく形而上学だろう。物事を本質から理解しているのと、表面だけを見てわかった気になっているのとでは結構変わってくる、ということだろう。

愛しても無駄なのに
愛してる私が居る
その心だけは唯一 花を枯らすのは防ぐ
明日世界が途端に終わってしまうなら
人は大切なものに気づくんだろうな

CONFLICTの記事でも少し触れたが、人は考えることを止めると駄目になってしまう。愛することだって同じだ。何も愛せなくなったらそれこそ終わりだろう。
つまり、ここで言う“大切なもの”とは恐らく“愛”のことだ。
大切なものは失ってからしか気付けない。

素晴らしいと思える様に
醜さに気づいてみよう
悲しさとは笑顔が在るからだと
愛しても無駄なのに
光を追う私が居る
綺麗と信じる そのものが美しいんだと

笑顔があるから悲しさがある。「悲しい」という感情が無ければ、「楽しい」という感情をここまで尊く感じる事も無かったのでは無いだろうか。だから、全ての感情が愛おしく思えるのだ。


人によって価値観は違う。例えばこの世界に絶望しきっていたとしたら、全てのものが憎く、汚く感じてしまうだろう。
何かを見て「綺麗だ」と思えるのは、貴方の心が綺麗だからなのだ。綺麗と思うこと自体が美しいのだ。

実は汚れ腐った此の地
人もなにもかも全部
どうか温かいモノを忘れないように生きて

醜いと思うからこそ素晴らしいものに気付ける。きっと貴方にもあるはずだ。かけがえのないもの。それを忘れず生きること。

壁の花は いつか報われるべきだ
世界は貴方の手に拠り 生きて居る

仮に自分が生きていなかったとしたら、この世界を認識することも無い訳で、世界も無いに等しい。けれど、今僕らが生きているから、世界が此処に在るのだと判る。


つまり、世界=自分と言っても過言ではないのだ。ここで歌詞を振り返ってみよう。

明日世界が途方に暮れてしまっても
壁の花には気付きもしないんだろうな

明日もし私が途方に暮れていても、誰も助けてくれる人なんて居ないんでしょう?
だからこんな報われない世界を素晴らしいと思えるよう、醜いと吐き捨ててみよう。
そう言っている様にも取れる。

明日世界が途端に終わってしまうなら
人は大切なものに気づくんだろうな

明日私が途端に自殺を試みたら、今まで私に接していた人は、自分の犯した過ち、そして今まで蔑ろにしてきた愛情に気付くのではないか。


ここで“私”は現世に失望し死を決意するが、もう一度思い直す。


こんな世界を素晴らしいと思えるように醜さに気づいてみよう。今ある悲しさはいずれ来る楽しさ、笑顔の為の“必要犠牲”なのだと。


そして何より、“温かいモノを忘れないこと。”

壁の花は いつか報われるべきだ
世界は貴方の手に拠り 生きて居る

孤独はいつか報われるべきだ。
私は“貴方”のおかげで生きているのだから。


人間は、生まれてから死ぬまでずっと独りでは生きられない生き物だ。逆に言えば、誰か一人でも、寄り添ってくれる大切な人が居れば、それだけで強くなれる。


この世は非情で、独りだとまず報われない。
けれど、この曲を聴いた誰かが壁の花に手を差し伸べることが出来たなら、きっと「世界」は変わるのではないだろうか。貴方の世界も、相手の世界も。


そう。「世界」は誰でもなく、「貴方」の手に拠り生きているのだから。






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あとがき

実際こういう考察記事書いてみて、昔自分がしてた解釈と結構違う所があって色々とためになりました。きっとどっちの解釈も正しいんだろうけど。


実はこのWaLL FloWeRという曲、歌詞に抽象的な表現をあえて多く使っていて、リスナーに委ねている部分があるらしいです。

特定の事を決めつけずに、その人がこの作品を聴いて感じた事が全てだと思うので、聴く人の心情や生き方によって聴こえ方が変わる作品になれば良いなと思います。

by大森元貴

…ま、まあこれは考察だからいいよね?決めつけじゃないし!(考察一通り書いた後にこの記事見て動揺中)


でも、音楽って不思議で、同じ曲でも、その時の感情とかシチュエーションで随分変わってきますよね。以前は全然心に響かなかったのに、ある日聴いてみたらうるっと来てしまったりとか。

ミセスもそういう作品を作りたくてこういう曲を作ったんでしょうね。実際そうなってる。誰が何と言おうとProgressiveは名盤。


「歌詞の意味がよく分からないけどかっこいい」は、こういう所から来てたんでしょうね。
それにしても、曲を解剖していく内に気づかされる事が沢山ありすぎて驚きました。書き進める度に
〈世界は貴方の手に拠り 生きて居る〉
インパクトが自分の中で大きくなっていって…
きっと道徳と皿はこの衝撃を超えてくるんだろうなあ…(遠い目)

ちなみに道徳と皿の考察を予告しておくと、Varietyのジャケットが大きな鍵となってきます…
皿が何を指し、果実が何を指すのか。そして「彩り」がキーワードになってきます。あとミニアルバム3部作共通のコンセプトの「無常観」もかなり関わってきますね。

ただ、考察するのが少し悲しくもあるんですよね…
何故かと言うとですね、考察するにあたって、曲をめちゃくちゃ聴くじゃないですか。めちゃくちゃ飽きるんですよ。二年前はどんだけ聴いても飽きなかったのに…
だから、今までみたいな新鮮な気持ちで曲が聴けなくなるんですよね…(実際壁の花は飽きた)


まあ、何はともあれようやくProgressiveの考察が終わりました…次はVarietyにしようかIntroductionにしようか…
Progressive一枚通して短めのディスクレビューなんかも書きたかったりしてます。そうじゃないとこの作品の本質が伝わらない気がして。


「ロワジールまでに全曲考察終わらせる!!」って意気込んでブログ始めたんですけど、この調子で行くとTWELVEすら終わらない気がする…多分途中からアルバム順とかじゃなくて書きたい曲からやってく可能性が高いので、その時は温かい目で見てやって下さい。


それでは。

【楽曲考察】「日々と君」と救いと情け

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あなたは経験したことがあるだろうか。日常生活で自ら発した言動で、自分自身が傷付いてしまうこと。


例えば、平気で嘘が付けるようになってしまった自分を、心の底から憎んだことだとか、どうしようもなく独りが怖くて、縋るものを欲した夜だとか。


筆者にはあった。とにかく怖くて、音も無く泣いた夜が。贖罪の念なのか、はたまた自責の念なのかはもはや自分でもわからない。たたどうしようもなく「苦しい」。そんな夜が確かにあった。何度も、何度も。


今から思えば、大抵の出来事は米粒の如く小さなものばかりだった。けれど、当時の自分にとって、それらの出来事はとても深く、重いものだった。弱かったのだ。耐えきれなかったのだ。心が。


「日々と君」は、そんな弱い人間の核心に触れる楽曲だと思う。

日々と君

日々と君

  • Mrs. GREEN APPLE
  • J-Pop
  • ¥250

Progressiveの中では一番ダウナーな曲調だけれど、歌詞はとても感情的だ。


日々と君 Mrs. GREEN APPLE 歌詞情報 - 歌ネットモバイル


嘘、傷、罪、消、逝、絶、痛…一部を切り取っただけでもこれほどまでに悲しい歌だ。
それでも“私”は救いを求めたのだ。口には出せずとも。

誰のせいとかではないよ
私のせいよ

自分のせいにしてしまうことはとても簡単だ。けれど、それで物事を解決させては誰の為にもならない気がしてならない。「情けが仇」になっていないだろうか。それは良いように言えば「お人好し」なのかもしれないが、結局は「偽善」に過ぎない、と筆者は思う。


自分語りで申し訳無いが、筆者はなんでもかんでも自分のせいにする人が大嫌いだ。筆者自身の自尊心が大きいのが問題なのかもしれないが、他人を庇って辛い思いをしている人を見ると何故かむしゃくしゃするのだ。自分に損しか無い事を引き受けて何が楽しいのだろうか。たった一度の人生なのに。たった一度のこの瞬間を生きているのに。


話を戻そう。この曲の中でも、特に印象的なのがCメロとラスサビだ。

また昨日と変われずに
傷つかせちゃう私が居て
変われない私が居ます
「助けに来たよ」

逃げたって変わらないし
悩んだって終わらないよ
貴方のその心は
そろそろ泣き止むべきだ
報われないことなんて
死ぬほど沢山在るよ
それに挫けないで
優しさを分けれる人になってね

この歌詞、「助けに来たよ」と言っておきながらも、その後の歌詞の内容は、見方によれば「説教」とも取れるものだ。


ここで「こんなの助けじゃないじゃん」と思った方、貴方は大きな勘違いをしている。


唐突だが、筆者の大好きなback numberから歌詞を一部引用したい。

もう少しだけ待っていればきっと
優しい誰かが肩を叩いて言ってくれる
頭抱えて待っているのは
もう答えなんかじゃなく
「仕方ないよ」の言葉だろう

信者よ盲目であれ」という曲の一節だ。言うなればこれが全て。
日々と君の場合、落ち込んでいるだけならまだしも、“私”は嘘をついているのだ。例えそれが誰かを庇うものだったとしても、嘘であることには変わりない。故に、大森元貴は説いている。無常観と人の在り方について。


人の振り見て我が振り直せじゃないけれど、今一度問うてみて欲しい。偽善を求めていないか。偽善を分け与えていないか。優しさを分けれる人でいてほしい。偽善と優しさは違う。それを理解ってほしい。


然すれば傷も癒えるだろう。明日に期待もできるだろう。それがもし、「あなたの優しさで救われるような世界」で無かったとしても。


それでは。

【楽曲考察】アンゼンパイ

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ミセスさんタイトルをカタカナにしたがりますよね。私の調査結果によると、各アルバムに2曲はカタカナの曲入ってたらしいです。2ndフルアルバムまでは。

…何故ツキマシテハをアルバムに入れなかった…!?いっそのことノニサクウタも入れて15曲の大ボリュームで売り出した方が良かったのでは…でもバンドのアルバムって12、3曲が理想ですよね。仕方なく安全牌切りましたね…


今、安全牌ってワードに反応してアンゼンパイが脳内再生された方。あなたはミセス中毒、それも深刻な状態です。完治する見込みは無いので全力でミセスに貢ぎましょう。


巧妙なステマを終えたところで、今回はアンゼンパイの考察です。


ミセスはほんとに楽曲の幅が広いですよね。飽きない。飽きないで思い出したけどミセスの季節ソングで秋の曲って無い気が…スマイロブドリーマの歌詞にも“秋”って登場しないんですよね。なんでだろ。


youtu.be

もはやライブでは定番のナンバーですね。フェスでは聴けなくとも、ワンマンやったら聴けない日は無い印象です。


ライブアレンジのイントロめちゃくちゃいいですよね。ギターリフが優しくて好きです。


からのキーボード。なんとも形容し難い絶妙なイントロですよね。あのイントロの歪さがより音色のポップ感を際立たせているというか。


そんなキャッチーさとは相反して、歌詞は結構深いこと言ってますよね。

アンゼンパイ Mrs. GREEN APPLE 歌詞情報 - 歌ネットモバイル

安全牌っていうのは麻雀用語で、まあ簡単に言えば安全策、無難な一手です。安牌の方が聞く頻度は高いかも。

そこから発想を得たのか、無難な手段は捨てて冒険してもいいんだよと背中を押すような曲ですね。

この曲はItMと似たようなものだと思うんですね。どちらも背中を押してくれる。ItMの方がより砕けてるけど。

正直「全ての出来事なんていつかが終わりが迎えに来ます」
わかってます、そのつもりでした。
だから悲しくならぬように逃げてるの。

愛だって 儚く終わる
涙さえ 乾くものだ
なんだって 別れが来る
それなら やったほうがいいな

ここの対比。悲しくなったっていつか涙は乾くし、どう足掻いても終わりは来る。

この思考から「それならやったほうがいい」になかなか変われないんですよね。嫌じゃないですか。年とるの。怖いじゃないですか。死ぬの。こんな歌詞書ける大森元貴は強い人だなあと感じますね。

次に「思いやる愛」を大切にしなさい
「それ」に気づければ貴方は大丈夫です。

続きは人に優しくできたら 伝授します。
ヒントは「夢」を作るのは人間達。

人を思いやることって案外難しいですよね。誰しも自分が一番大事ですからね。大人になればなるほど、それが難しくなってくる気がします。

この曲考察してる最中も「大丈夫の意味と定義がわからん」とか捻くれたことを考えてしまって、どうしようもなく自分は小さい人間なんだなって思いました。

どうしても卑屈になってしまいますよね。感受性だけで物事を判断できなくなってしまうが故に。
真っ白な心が焦げていくというか、意味づけられた彩りが薄れてきたというか。
思いやる愛を尊重できてこそ夢が見えてくるものなんでしょうかね。

「思いやる愛」を大切に。「安全牌」も「不安感」も「葛藤」も捨てる…ことは難しいかもだけど、そしたら歌詞の意味も自ずとわかってくるはず。伝授されることのない続きも。きっと、安全牌を捨てることが安全牌なのかもしれないですね。噛み付いていきましょう。「夢」に。
それでは。