青りんごと皿

いつでも初心で居よう

【セトリ】ゼンジン未到とロワジール

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ゼンジン未到とロワジール、全公演が終了したので、一応セトリを貼っておきますね。


1. StaRt
2. リスキーゲーム
3. アンゼンパイ
4. ナニヲナニヲ
5. HeLLo
6. Oz
7. Speaking
8. VIP
9. WaLL FloWeR
10. CONFLICT
11. No.7
12. ノニサクウタ(acoustic)

13. On My MiND
14. サママ・フェスティバル!
15. Just a Friend
16. うブ
17. WHOO WHOO WHOO
18. In the Morning
19. 愛情と矛先
20. 庶幾の唄

En
21. WanteD!WanteD!
22. 我逢人




いやー、最高でしたね。Ozではシャボン玉、WHOO WHOO WHOOとWanteDでは煙?の噴射、後は水鉄砲であったりと、飽きない演出と織り成される名曲の数々が、我々を至福のひとときへと誘ってくれました。


曲間の繋ぎも秀逸で、特にWaLL FloWeRからCONFLICTへの繋ぎは一生忘れないくらいの衝撃がありました。最高。その後間髪無くNo.7に繋がって、感動のあまり置いてかれそうになりましたけど。新曲も圧巻のクオリティで、どちらもライブ映えする名曲になってました。


どうやら東京編の最後にファンクラブツアーの発表があった模様。俺の嘆きが届いたのかな。(絶対違う)


↑嘆き

何はともあれ、ミセスはこれからですね。次のアルバムも期待できそうだ。それでは。

ReVision of Senceはバンドじゃない

主に某青りんごバンドについて語ってきたこのブログだけど、ちょっと今日は他の話題について語らせてもらいます。予定では夏にネタ尽きたらUVERworldの新アルバムのレビューしようと思って、そこで「実は他のバンドも大好きで〜」って語ろうと思ってたんですけどね。


悲しいことに、今日は嫌いなものについてのお話です。

 


皆さん、Music FMって知ってますかね?色んな音楽が無料で聴ける違法アプリなんですけど、それを性懲りもなく使用するユーザーが後を絶たないんですよ。なんせ無料ですからね。

 


そもそも音楽というのは一つの作品であって、音源をフルサイズで聴こうとするとそこに料金が発生するのは当たり前なんですよ。なんせ金使ってレコーディングしてますからね。だからファンは好きなアーティストのCDを買ったり、iTunesなどのサイトからダウンロードしたり、金が無かったらTSUTAYAでレンタルしたり、もっと金欠だったらSpotifyとかApple music、LINE MUSICなどのストリーミング配信で聴きますよね。これらは全て合法で、少なからずアーティスト側に収入が入ります。「CD買わなきゃ貢げない…」と思ってるそこのアナタ。安心してSpotifyの再生ボタン押しまくろうね。(金が有り余ってるならCD買うのが一番だけどね)


何が言いたいかというと、Music FMはそれらの工程を全部すっ飛ばしてるんですよ。アーティスト側に金が入らない。ほんとゴミみたいなアプリなんですよ。


それを知ってか知らずか、TwitterのTL眺めてるとたまに見かけるんですよね…
「この曲めっちゃいい😭みんな聴いて😭」
みたいなコメントとMusic FMのスクショの載ったツイート。
それを見かける度に僕は
「ちゃんとCD買おうね😇」
とリプ送るのもめんどいんでため息ついてます。

 


これらの問題はアーティスト側でもかなり問題視されており、いつもは「俺、京都のやまたくやから」とお得意のボケをかまして場を和やかにしてくれる大聖人ヤバTこやまたくやも

 

 

必死の形相。無線LANの重要性を説いた曲や、なんか喜志駅周辺のよく分からん事を綴った曲も、彼なりに命を削って書いた曲達。(実際メロディラインは秀逸)それをMusic FMで聴くのはアーティストに対するこの上ない冒涜であって、絶対にやってはいけない事なのです。

どれくらいダメかというと、コンビニで万引きしたり、ライブのチケットを高額転売する奴くらいダメ。だから…やめようね!

 

 
この記事を見ている人の中にも、違法アプリを使った経験がある人も少なからずいるでしょう。なんせ俺も使った事ありますし(違法だとは知らなかったけど)。中坊の頃、好きなバンドのインディーズ時代の曲が欲しくて、でも金欠だった時、iTunesカード買うまでの繋ぎとして使用させて頂きました。Music Boxってアプリでした。音質厨にはかなり辛かったけど、悔しいくらい品揃え豊富なんすよね、違法アプリって。iTunesでは一切配信されてない、My hair is badのインディーズ時代の音源とか、売れないバンドのタワレコ限定シングルとか、終いにはUVERworldのデモ音源まで見つけちゃいましたよ。それで途中で怖くなってアンインストールしたんですけど。ほんと腹立つ。

 

そんな事はどうでもいいんだ、どうでもよくないけど。今回の本題はそこじゃない。

 


ReVision of Sence。皆さんはご存知でしょうか。

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聴くところによると、彼らのライブはライブキッズの巣窟、害悪養成所らしいですね。例えば、ライブで怪我した子をdisって「あいつのせいでライブが中断されたふざけんな」とかツイートしちゃうチ○カス野郎とかがわんさかいるとか。自分が同じ目に遭ったらどう思うんだろうね。

 


なぜそんな事が起きているかというと、蛙の子は蛙な訳で、リビジョンの方針に問題が有り過ぎるからなんですよね。まず彼らの音楽性は、「とにかく人と社会をdisる」事に重点を置いたポップミュージックなんですよ。YouTubeで聴いて貰えれば分かる通り、取るに足らない女子の影愚痴のドス黒いとこと面白いとこ以外をそのまま曲に落とし込めたような曲ばっかです。

 


それらを自慢げに高々と掲げ、今日も今日とて地方のハコで無料ライブを開催し、「ブスは美人に勝てましぇ〜んwwwww」「I'm a クズ人間〜wwwww」とか言いながらヘドバンしてるんですよ。絶対おかしい倫理観。

俺も元は期待を寄せてたんですけどね…歌詞もメロディも拙いけど、きっといいバンドになるだろうと思ってました。まさかこんなになるとは思ってなかったっす。


このまま話しててもリビジョンファンが俺を叩きにくるだけなので、そろそろ本題へ。さっきのMusic FMのお話、よ~く思い出してくださいね。

 

 

俺ら的には何で聴いてもらってもいいので(笑)

じゃねえよ!!!!!
頭が悪いにも程があると思うんですよ。なんでロックバンドとして世間の表沙汰に立つ者が「違法行為」を助長しているんでしょうか。考えられない。ましてやロックバンドたるもの、支えてくれるファンは中高生中心。その子達に向かってこのツイートをするって事がどういう事か分かってるんでしょうか。脱法ドラッグ勧める兄ちゃんレベルの畜生ですよこれは。他のバンドにまで迷惑かかるわ。音楽業界を衰退させる一因を担ってるの、少しは分かれ。

 

 

今みたく話題になる前に、彼らのインタビューをネットで見た事があって、そこで彼らは「特にやりたい音楽とかはない。とにかく人気になれればいい。」みたいな事を言ってて、当時は「変わったバンドだな〜」なんて思っていたけれど…今の状況、人気になってるというより、炎上してますよね?

 


「殺す」だの「ブス」だの「クズ」だの、数え切れない暴言をファンに吐かせ、それで金稼いで食う飯は美味いか?クズって言う方がクズなんだって事くらい幼稚園児でも分かるのにね。

 


少なくとも、彼らなりに自覚はしてると思う。汚い唄を歌っていること。でもそこで開き直ってどうすんだよ。せめて今の路線のままで行くなら住み分けしっかりして欲しい。昔から作り上げられてきたライブハウス文化に泥を塗り、挙句の果てには音楽業界にまで…無知な人から見ればバンド業界全体が「そういうもの」として見られかねない。変われないならバンド辞めてくれ。

 


とにかく、教養も無くモラルを欠いた輩に「ロックバンド」を騙って欲しくない。違法行為を勧める輩に「アーティスト」を名乗る資格は無いと思います。そもそも人としておかしいと思います。


あなたはどう思いますか?

 

P.S.

このブログ見てリビジョンに興味を持った方、彼らは全国のライブハウスを転々としているので、是非見に行くといいですよ。オススメは最前列。
リビジョン好きな方ごめんね。俺は日本のバンドの中でリビジョンが一番嫌いです。裏を返せばリビジョン以外は大抵好き。嫌なら見ないでね。それでは。

【ライブレポ】ゼンジン未到とロワジール〜大阪編〜

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ゼンジン未到。未だ成されていない事を実らせられるようなバンドになるために打ち立てた自主企画。その続編として開かれた「ゼンジン未到とロワジール」は、その名を冠するにふさわしい、間違いなくミセス史に残る名ライブだった。


セットリストに関してはネタバレ防止のため伏せておくが、近年稀に見る名セトリだった事だけは書き記しておこう。
今のミセスにおける最良もセトリだったと言っても過言ではない。MCも控え目に、駆け抜ける22曲だった。

新規ファンが楽しめる定番曲はもちろん、古参が聴いて喜ぶ名曲もかなりの数あった。
楽曲の再現度もかなりのもので、音源より好きになった曲も数曲あった。

セットリストだけで言えばVariety is Varietyであったり、武装と創と造の方が個人的には好きだが、ライブとしての完成度は今回のライブが一番だったのではなかろうか。

特に大森元貴の歌唱力はItMツアーファイナルとは比べ物にならないクオリティで、聞き苦しい所は1つも無かった。特に序盤の声の透明感からボイトレの努力と成果が垣間見られた気がする。加工してんじゃねえのかってくらい綺麗な声質だった。高音の出し方だけ少し違和感があったが、これも解消される日は近そうだ。


ただ、普段からこの雰囲気でライブやってくれたらもっと参戦するのになあ、とも思った。
実は、ItMのセトリが微妙すぎて武道館まで見送ろうと思っていた。MEETYOUは悪く無かったし、ホール編は結構良かったが。
この調子で攻めまくったセトリを展開し続けて頂きたい。


演出においても煙だったりシャボン玉だったり水鉄砲だったりと、カッコよさとかわいさの両立がうまくなされていた。個人的には炎とかバンバン出して欲しかったんだけどね。


例のセトリ予想
murock0001.hatenablog.com
は結構外れていて、やらない曲も相当数あったが、それでも十分満足出来る仕上がりだった。あぶれた分は武道館か次のゼンジンでやってくれる事を期待している。


ただ一つだけ…会場の音響がね…少し惜しかったというか…変な音域だけウーファーかかってめっちゃデカい音になったりとか、またある時はベースが全然聴こえなかったりとか、座席が左寄りだったから仕方なかったけれど、ギターが聴こえなかったりとか。PAしっかりしてくれって思いました。


日比谷は音響がいい事で有名で、音作りに命かけてるバンドがバンバンライブやるような場所なので、今回のような事はまず無いだろう。東京編行く奴呪ってやる。チクショー。

まあ全てはレーベルさんがロワジール東京のBD/DVD出してくれたら済む話なんですけどね。首を長〜くして待ってます(^言^)




これにてライブレポは終了だが、「今まで散々ミセスを批判しまくってきた奴がなんであっさり掌返ししてんだよ」なんて思っている方も居るかもしれない。


最近、とある記事を見たのだ。そこで大森の発言が取り上げられていた。

「違ったら違うって誰かが言ってくれる。実行しなきゃ何も変わらないし、違うって事にも気付かない」

そこで俺は考えた。今のミセスの大幅の路線変更は、「迷走」ではなく「暗中模索」なのではないか。模索の仕方はかなり不器用ではあるし、現在進んでいる路線は決して青りんごっぽくはない。むしろ熟成されまくったりんごって感じがする。が、見限るか否かを決めるのはもう少し見守ってからでいいのではないか、と。

そして、今回のライブがあくまでロワジール(余暇)だということ。きっとこれからのミセスはこれを超える感動を届けてくれるに違いない。そう期待して、少なくとも俺はファンを続けようと思えた。皆さんはどうだったでしょうか。




ミセスに好きという感情が見出だせなくなっているそこの貴方。案外、本質は変わってないかもですよ。
それでは。

【セトリ】NAHAHA FESTIVAL!&ロワジール予想

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MGA MEETYOU TOURの特別編、いわば追加公演として行われたナハハでごさいますが、所々本編と違う点があって、ノリのいい曲中心のセトリとなったようですね。

中でもひときわ目を惹くのは、何と言ってもモンパチのカバーですよね。ミセスがミセスになってから、ライブでカバーを披露するのは恐らく初なのでは?

個人的にはNo.7の最後の部分を三味線で弾いたり、On My MiNDを初披露して欲しかったんですけど、そう上手くはいきませんでしたね。ゼンジン未到とロワジールに期待しましょう。




さて、ここから先はセトリです。見たくない方はブラウザバックを。




1.Just a Friend
2.HeLLo
3.アンゼンパイ
4.StaRt
5.Lion
6.ナニヲナニヲ
7.おもちゃの兵隊
8.Oz
9.鯨の唄
10.サママ・フェスティバル!(Acoustic ver.)
11.VIP
12.うブ
13.WHOO WHOO WHOO
14.スマイロブドリーマ
15.Speaking
16.In the Morning
17.JOURNEY

En1
18.あなたに(MONGOL800のカバー)
19.サママ・フェスティバル!(通常ver.)
20.我逢人

En2
21.庶幾の唄


MEETYOU TOURのライブハウス編とホール編を足して2で割ったような、いいセトリですね。
個人的に我逢人をしっかり原曲のままやってるのが好印象。ホール編はアコースティックでしたしね。


murock0001.hatenablog.com


あなたにのカバーは、もっくんがベースボーカル、そしてひろぱとあやかさんの3ピースでカバーしたらしいです。なんか他二人が不憫だ…。モンパチはもっくんが中学時代によくカバーしていたらしいですね。それだけに安定感のあるカバーだったのではないでしょうか。見てないし何も言えんけど。いつかラッドのカバーなんかも見てみたいですね。


これにてMEET YOU TOURは閉幕なわけですが、ナハハも映像化してほしいですね。さすがにDVDに5曲だけは寂しすぎる。あんなにTwitterにライブダイジェスト載せてたのに…
ロワジールと一緒に円盤にしてもらうのが理想。信じて待ってます。




そんでもって、これだけじゃ記事として寂しいので、なんとなくで予想したゼンジン未到とロワジールのセトリ予想を貼ります。参考までに。


1.愛情と矛先
2.SimPle
3.HeLLo
4.アンゼンパイ
5.ナニヲナニヲ
6.藍
7.No.7
8.リスキーゲーム
9.FACTORY
10.soFt-dRink
11.VIP
12.うブ
13.In the Morning
14.我逢人
15.日々と君
16.鯨の唄
17.どこかで日は昇る
18.StaRt
19.On My MiND
20.庶幾の唄

En1
21.パブリック
22.WaLL FloWeR

En2
23.スターダム
24.CONFLICT


絶対にこうはならないでしょう。こんなセトリでライブしてくれたら死んでもいいよ(欲を言うなら道徳とミスカサズも欲しいけど)。

理想として、愛情と矛先でライブを始めて欲しいっていうのと、初期の曲中心にやって欲しいっていうのはある。あとこの日の為に温存しておいたレア曲。中でもSimPleは「今聴いてこそ価値がある」一曲だと思うので絶対聴きたい。もっくん曰く、歌うのが難しいらしいけど。

スターダムとCONFLICTは絶対にやってくれると信じてます。この2曲やらないのはゼンジン未到じゃない。

こんな大口叩いてますけど、全然違うセトリだったら許してください。お詫びとしてライブレポ書くんで。それでは。

【レビュー】Introductionとプロローグ

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どうも。本日は、Mrs. GREEN APPLEというバンドを語る上で必要不可欠な最初のアルバム、Introductionをレビューしていきたいと思います。


悲しいかな、このアルバムと転売問題は切っても切れない関係。Introduction持ってない方は、せめてこのブログを見て、曲を聴かずとも満足して頂いて帰ってほしい。転売のせめてもの抑止力になれたらと願うばかりです。

とか言ってる割に、ブログを見ていただく前に、注意点が一つ。すげえ馬鹿らしい内容になってます。ほんとに馬鹿馬鹿しいね〜。あと若干のdisも入ってます。そういうの無理な方はブラウザバックを。




さて、このアルバムは今のミセスと明らかに違う所があります。何でしょう?

全国流通してない!
それもそうですね。このアルバムは2,000枚限定でライブ会場のみで販売されてました。でもそこじゃない。

ジャケットが紙!
いや、まあそうだけどさ。Progressive以後はプラスチックのケースだけど、この頃は経費削減のため(?)紙ジャケ仕様だったんですよね。そこじゃなくて。

なんか歌い方が今と違う!
それ今から書こうと思ってたやつ!あからさまにもっくんが幼い。それでいて純粋。綺麗。素敵。

そんなこたあどうだっていいんだよ!!メンバーだよメンバー!!
このアルバムまではベースが高氏じゃなくてマスオさんだったんだよ!!
サザエさんじゃねえよ!!あだ名の由来はサザエさんかも知れねえけど!!

そんなわけで、もっくん&ひろぱと同年代のベースさんがいたんですけど、発売後に脱退しちゃったんですよね。何故かはわかんないですけど。

ってことで、Introductionの音源聴いた時には「これ高氏じゃないんだ〜」と思いながら聴くも良しですね。




ところで、このアルバムのコンセプトは「無常観」。形あるものはいつかは消える。盛者必衰の理。それを脳の片隅に置いた上でこのブログ読むといいことあるかも。知らんけど。


いやー、改めてIntroduction聴いてみたけどね、大森元貴の声が若い。好き。別人ですねこれは。

いや、今の大森も好きなんですけどね。やたらとエッジボイスとこぶしと吐息を多用してくるスタイルね。嫌いじゃないんですけどね。

「泣けることもぅぁ゛あ゛〜るぅ〜でぇぇ〜むぉっ嫌いじゃなぁ〜いわぁ〜‼」
も決して嫌いじゃないです。
やけに眉毛と手がうるさい(褒め言葉)のも、最近に至っては全身うるさいのも嫌いじゃないですよ。ええ。(服装と髪色から目を逸らしながら)




…真面目な話をしましょう。
例えばね、それなりに人生経験積んでそうな風格漂うおっさんが人生観語ったって「そりゃそうだ」で終わるでしょ?でも、まだまだ若いティーンエージャーが語ると「何者だコイツ」ってなって、グッと惹かれるんですよ。好印象であれ悪印象であれ。


音楽の場合、それが声質に出るんですよ。
例えばamazarashiの秋田さんみたいな、一言では言い表せないようなすごい声の人(語彙力)が「愛を買わなくちゃ」とか言いながら世界を皮肉っててもそれはそれですごいですけど、我らがミセス大森の透明感溢れる声で「大人は器用でずる賢いな」って言われた方がビクッってなりません?少なくとも俺はなりました。どっちも大好きな曲だけどね。


だから、やっぱ透明感ある歌い方に戻して欲しいってのは少しある。
もちろん明るい曲なら今の歌い方でも映える…はず…だけど…ね。
「あのぉう♪城ぅ♪をめぇぇ♪ざそぉかぁ〜♪」
「踊りながら進むウェダァンジョァンwwwww」
…いいと思うよ。うん。

許せ。全国の大森ファン。一度冷静になってOz聴いてみてくれ。実際こんな感じだかr(ry


このままではただのくそブログに成り下がるのでそろそろレビュー始めていきます。




まず1曲目。HeLLoですね。
m.soundcloud.com

これね、不安なのが、このリンクが消されないかどうかなんですよ。この前の我逢人の考察で、結構前のもっくんのツイートを載せたんですね。

そしたら、そのツイートにリプを送っちゃった方がいて。それなりの人数。それに勘付いたもっくんがツイ消ししたんですよね。
だから今回は隠密に、穏便に済ませたい。…分かるね?みんな。


…まあ、聴いて頂いた通り、TWELVE版とそこまで変わらないんですよね。TWELVEのレコーディングの時、この曲はIntroductionの時の音作りに出来るだけ近づけたかったらしく、皆で昔の雰囲気に浸りながら録音したらしいです。尚、Introductionの製作時にはまだ高氏はいなかった模様。


Introduction一曲目でのHeLLoですからね、この曲はミセスの中でもかなり大事な曲なんじゃないでしょうか。当時はライブ映像がYouTubeにて公開されていた模様。もちろん今は非公開。かなしみ。


最近はナニヲナニヲと共にライブで演奏されることが多くなってきましたね。こういう流れ結構嬉しい。これからも歌い続けて欲しい一曲ですね。




はい2曲目。
soundcloud.com
この曲はめちゃくちゃ変わりましたね。Introductionの時にはまだひろぱがタッピングに慣れておらず、他のメンバーの演奏力もまだ発展途上だったので、こんな感じでまとまってるらしいです。
このバージョンも結構かっこよくて好きなんですけどね。コピバンするならこっちの方がよさそう。TWELVEは頭おかしいっす。


この曲はなかなかライブでお目にかかれないですよね…モノテトラ以後全くやってない気がする。是非ともゼンジンでやって頂きたい。




続けて3曲目。スターダム
出ましたよ。問題の曲。Introductionの価値の5割はこの曲にあると言っても過言ではない。それくらい名曲のスターダムさん。


この曲の何がすごいって、メロディがサビ含めて8つも存在するってことだと思うんですよ。頭おかしいでしょ。8つだぜ8つ。


普通のJ-POPはイントロがあって、AメロBメロサビを2周してCメロからのラスサビで終わるんです。

youtu.be

↑普通のJ-POP。
(米津玄師はよく曲の構造が異常とか天才とか言われるけど、それは「リビングデッド・ユース」とか「ホッピンアパシー」に代表されるコード進行の歪さの話。米津の曲が不協和音感満載でも普通に聴けるのは恐らく曲の展開がしっかりしてるから。)


けど、この曲の場合、冒頭の「期待をして〜」をAメロとすると、「待てど暮らせど〜」がBメロ、「正直〜」がCメロ、「心配ないよ〜」がサビになるわけですね。
んで2番「兎にも角にも〜」はBメロ、「着々じゃ〜」はCメロと違った展開なのでDメロとしましょう。んでサビ。
この時点で相当頭おかしいんですけど、ここからサビ以外同じフレーズが出てきません。「失くしたくないから〜」がEメロ、「器用になるって〜」がFメロ、大サビを挟んで「枯れては散ってく花だって〜」がGメロとなります。


…なんやねんGメロって。サカナクションかよ。山口一郎かよ。目が明く藍色かよ。製作に9年を費やした感動の超大作かよ。


でも、スターダムを聴いた事がある方ならここで「えっ!?Gメロ!?」ってなってると思うんですよ。僕も最初はそんなこと考えずに「ええ曲やなあ…」って思いながら聴いてました。そうなるのは何故か。


この曲、ずっと同じテンポ、同じコード感で展開されてるんですよね。サビとか転調してるんですけど、うまいことフックを多用して転調感を出させない編曲にしてるんですよ。だから、曲としてのまとまりがしっかりしてるし、違和感無く聴ける。それをほぼ独学でやってのけてるんですよ彼。天才かよ。才能くれ。


編曲においてはミセス史上一番凝ってる曲だと思います。凝ってるクセに素人にはそれを感じさせない。能ある鷹は爪を隠すってやつですね。にくいね大森。


BPM190くらいのアップテンポな曲だけど、パブリック(195)、我逢人(198くらい)、ナニヲナニヲ(200)、CONFLICT(210)に慣れちゃったらそうでもないっすね。心地よい速さ。


ミセスのアルバムには「表向き」のリードトラックと「裏向き」、言うなれば隠しリードトラックがあると思っていて、このアルバムの場合、スターダムが隠しリードなんじゃないかなって思います。


てっきり2ndアルバムで再録してくれると思ってたらまさかの待ちぼうけを食らうというね。次に期待してます。あとゼンジン未到。アンコールでやってほしい。本当に再録が待ち遠しい名曲。




そして4曲目。FACTORY
こちらは再録されてハッピー。
この曲は大量生産・大量消費の世の中の風刺と、「形あるものはいつか無くなってしまう」という無常観を歌っている曲(だと勝手に思ってる)。


この曲に関しては再録前の方が好き。インディーズ期の無機質な歌い方が、曲のテーマにこの上なくマッチしてる。
あとイントロがいい。セルフタイトル版はリードギターの主張が小さすぎる…バックのSEはセルフタイトル版の方が力入ってて好きだけど。サビ後半のシュワァァァ…とか2番の水みたいな音とか。
あまりライブで演奏されないのが玉に瑕。ラスサビとかわざわざIntroduction版には無かったEDM要素入れたのに…これもゼンジンでやってくれることを切望。




そして5曲目。リスキーゲーム
リードトラックにして当時のミセスの代表曲でございます。リードトラックということでもちろんYouTubeにてMVが公開されてたけど(略)ということで。
ミセスは非公開にされた遺産が多すぎて怖い。今YouTubeで上がってる動画はほんとに氷山の一角。過去を調べてると「もっと早くからミセスを知っていれば」とか「あの動画保存しとけばよかった」みたいなたらればしか浮かんで来ないですよほんと。つらい。(メンバー的には動画の保存・転載は断固NGらしいから気を付けようね)


Variety版に比べてBPMが遅いです。4〜5違う気がする。今でいうサママと同じくらいのテンポ。これくらいがちょうどいいかも。キーボードが抑えめ、バッキングのギターが聞こえやすいマスタリングのため、曲の雰囲気が結構違いますね。あとIntroduction版はラスサビの後の「リスキーゲームで〜」が無いから、テンポが遅いといえどもあっという間に終わります。3分弱。儚い。


近いうちに楽曲考察もしますけど、結構深いこと言ってるんですよね、この曲。これもずっと歌っていてほしい曲ですね。サビでノリノリでタオル回したい。そんな一曲。




最後、6曲目。慶びの種
こちらは隠しトラックとなってますね。ミセスの曲というよりは大森氏のソロ曲みたいな感じ。「えほん」とか「光のうた」みたいな立ち位置。大森氏の貴重な咳込み(?)が聴けます。ミセスのインディーズ期のエッセンスが濃縮されたような一曲です。


「僕らの世界は思うほど綺麗じゃない」「大きな心で唄を歌うことは僕にもまだ無理だろう」「期待をして傷ついて無くなるもんとわかってるならさ 最初からいらない」「凍えないようにして 腐らないようにして 大事にしたものは結局すぐ消える」「もう散る命の輪でほらまた明日」
と、決して明るい事ばかりを歌っているわけでは無いこのアルバム。けれど、最後にこの曲を聴くことによって、それらが総て報われる気がするんですよね。

流れる汗はいつか
零れる涙はいつか
溢れる笑顔はいつか
大事な大事なものになるよ

ほらね?
すごく綺麗なんですよ、この曲。FACTORYにて「大事にしたものは結局すぐ消える」と歌ってるんですけど、「増え行くものと消えゆくものは生まれ変わり」とも歌ってるから、そこも含めて無常観なんでしょうね。深い。そこらもまとめて考察記事上げますね。
この曲もゼンジンで…聴けないかなあ…と願ってます。どうせ半実仮想。かなし。


以上、全6曲。聴いてみた感想としては「末恐ろしい」。だってこれがまだ「自己紹介」であり「序章」に過ぎないんですよ?ここからミセスは「進歩」して、「変化」する。それがいかに素晴らしいかは言うまでもないけれど、この時点で期待せざるを得ないバンドだったし、今もそう。ミセスには勝てない。そう痛感する一枚でした。




いかがでしたでしょうか。初のディスクレビューでしたけども。初のレビューがミセス、しかもデビュー盤というハードルの高さ。ほんとにこの頃のミセスは世界観がすごい。ライターとしてもいいお勉強になりました。


いずれはミセスだけじゃなくて好きなバンドのレビューなんかもしていきたいですね…
あっ、そうだ(唐突)
近々ちょっとしたネタ?記事を上げるんで期待しないで待っててください〜!
くだらないけどタメになるような記事目指して鋭意執筆中です…!


それでは。

【セトリ】live at ミュージャック&ミリオンロック

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セトリ速報飛んできたんで載せます。

まずはミュージャックから

1.Just a Friend
2.Speaking
3.In the Morning
4.どこかで日は昇る
5.StaRt


続いてミリオンロック

リハーサル
リスキーゲーム

1.VIP
2.ナニヲナニヲ
3.Speaking
4.WHOO WHOO WHOO
5.うブ
6.StaRt

En
7.我逢人


ナニヲナニヲ復権の兆し…
そしてWHOO WHOO WHOOはこれから定番になってくるんですかね…
それにしても、もうすぐ夏フェスシーズンなのにサママをやらないのが驚き。冬散々やっといて今やらないのか…


メトロックが
リハーサル
Speaking
我逢人

1.VIP
2.Speaking
3.WHOO WHOO WHOO
4.うブ
5.In the Morning
6.StaRt

だったので、今年のフェスもStaRt、Speaking、うブが聴けるのは確定みたいですね。後は1曲目がJustかVIPかで変動するのかな?個人的にはセトリのバリエーションが増えて嬉しい限り。これからの動向に注目ですね。

【楽曲考察】WaLL FloWeRの世界

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「歌詞の意味がよく分からないけどかっこいい」

ミセスの曲を聴いていると、稀にこういう状況に陥る。
そこをどうにかして理解し、こうしてブログに落とし込んでいる訳だが、歌詞を理解すれば理解するほど大森元貴の描く世界観の奥深さに圧倒される。
ましてやこの曲、WaLL FloWeRなんかはその極致だ。


まずはこれを聴いて頂きたい。このブログの為に上げた動画だ。



わずか1分。1分でここまで世界観に惹き込まれるって、相当凄いことじゃなかろうか。それも、歌詞をまだ完璧には理解できていないはずだ。それなのに、心の底からふつふつと沸き上がってくるこの感情は何なのだろう。


実はこの曲、モデルとなった映画がある。2014年に公開された「ウォールフラワー」という洋画だ。大森はこれに感銘を受け、この曲を作ったらしい。歌詞にもその断片が散りばめられている。それも踏まえて考察していこう。


タイトルの謎

この曲やStaRtなど、ミセスには大文字小文字が混合された曲がよくある。
大森本人が明言を避けているので何とも言えないが、僕は小文字に「隠されたキーワード」があると思うのだ。


例えばこの曲だと“a”と“loe”。
a loeで“恋人”、そしてaloeの花言葉“苦痛” “悲嘆”だ。

そして、ウォールフラワーは直訳すると壁の花
これは、ダンスパーティーで一緒に踊ってくれる相手がおらず、独りぼっちな事から、“孤独”という意味の言葉だ。

さらに、wallflowerという花があり、日本ではニオイアラセイトウと呼ばれている。
こちらの花言葉“愛情の絆” “逆境にも変わらない愛”
ニオイアラセイトウの学名のErysimumは、ギリシャ語で“救う”の意を持つeryomaiが語源になっているという。

いかがだろうか。一部こじつけ感もあるが、ダブルミーニングどころの騒ぎではない。
今までタイトルだけでここまで掘り下げられる曲があっただろうか。


余談だが、ウォールフラワーという映画では、主人公には恋人がいるが他の女の子に片想いしており、仲のいい友達グループで集まった時「この集まりで一番可愛い女の子にキスをする」ゲームで恋人ではなく片想いの女の子を選んでしまい、恋人を怒らせグループから外されて独りぼっちになる
という描写がある。これも先程上げた“恋人”や、歌詞の〈愛しても無駄なのに 愛してる私が居る〉に繫がってくるのではないだろうか。





sp.uta-net.com

タイトルの謎が解けた所で、今度は歌詞だ。難解過ぎるので、少しずつ紐解いて行こう。

傷は癒え 明日に期待をしてみても
生まれ持った 呪いがさ
解けてしまったら 私じゃないから

人は皆 個々に運命に寄り添って
生きて行かなきゃいけないと
悟るは哀し あの子は壁の花

ここでいう“傷”は「日々と君」で切り裂かれた心の傷とも読み取れる。
映画では、主人公が幼少期に性的暴行を受けた過去がある。生まれ持った呪いとは言い難いが、主人公は孤独な少年。確かに壁の花だろう。

混沌とした世の中で生きて行くんだ
汚れた人間さ これ以上は御免だ

思春期特有の“葛藤”が伺える。
〈これ以上は御免だ〉とは、紛れもなく自殺の事。これから先も背負っていく重荷に耐え切れず、死を決意する描写だろう。

素晴らしいと思える様に
醜いと思ってみよう

“私”がどうなったかはあえて書かず、ここで恐らく世界にフォーカスが向けられている。
この歌詞は一見、言っている意味がさっぱり分からない。なぜ素晴らしいと思いたいのに逆の事を考えるの?

このままだと分かりにくいので、例を一つ挙げよう。


例えば、全人類が非の打ち所のない美男美女だったとしよう。でも、そうしたら全人類は皆美男美女だろうか。僕はそうは思わない。きっと皆「平凡な顔立ち」で片付けられるだろう。だって全員同じレベルの顔立ちなのだから。
ブスがいるから綺麗な顔の人が引き立つのだ。ブスを誇れ。そしてブスを崇めろ美男美女。


おわかりいただけただろうか。
光があるから闇があり、正義があるから悪があるのだ。双方が無ければ成立しない概念なのである。
だからここでは世界を醜いと思うことで、素晴らしさに気付けるよう訴えかけている。


普段こんなことを考えたことが無かった筆者にとっては軽く衝撃だった。これは哲学における二律背反(アンチノミー)に基づく考え方なのではないだろうか。WaLL FloWeRや道徳と皿のような“概念”を歌った曲(大森曰く「概念ソング」)には哲学や倫理学といったものが密接に関係してくる。気になる方はそちらもチェックしてほしい。

いつか来世に残る花が咲き
崩れぬ様に

ここでいう“花”とは人間のことだろう。素晴らしさに気付けずに、これから先も生きていくはずの命が消えてしまわぬ様に。

その「価値」が 決して全てではないのだ
生まれて来た 答えがさ
最初から決まっているんなら

人は皆 悲しむ必要なんてない
僅かな光なんかが
腹を空かし喚く 原因なんじゃない?

1番の歌詞との対比になっている。
貴方の持つ価値観が全てじゃないんだ。僕らが生まれてきた意味が最初から決まってるのならば。
人々は本当は悲しまなくていい。希望を持ってしまうから、絶望してしまうんじゃないか?


ここの歌詞も哲学的だ。希望があるから絶望がある。そう、『明日に希望を持つ者だけに絶望があるんだ』。
大森元貴は学生時代にRADWIMPSをよく聴いていたので、その影響も垣間見える。『絶体絶命』というアルバムの世界観と初期のミセスの世界観はよく似ている。特に『億万笑者』はこの曲とかなり似ていると思う。

大した差のない観念なんかが武器となるんだ
わかっているんだ「まだわかっていないんだろう」

ここも哲学。恐らく形而上学だろう。物事を本質から理解しているのと、表面だけを見てわかった気になっているのとでは結構変わってくる、ということだろう。

愛しても無駄なのに
愛してる私が居る
その心だけは唯一 花を枯らすのは防ぐ
明日世界が途端に終わってしまうなら
人は大切なものに気づくんだろうな

CONFLICTの記事でも少し触れたが、人は考えることを止めると駄目になってしまう。愛することだって同じだ。何も愛せなくなったらそれこそ終わりだろう。
つまり、ここで言う“大切なもの”とは恐らく“愛”のことだ。
大切なものは失ってからしか気付けない。

素晴らしいと思える様に
醜さに気づいてみよう
悲しさとは笑顔が在るからだと
愛しても無駄なのに
光を追う私が居る
綺麗と信じる そのものが美しいんだと

笑顔があるから悲しさがある。「悲しい」という感情が無ければ、「楽しい」という感情をここまで尊く感じる事も無かったのでは無いだろうか。だから、全ての感情が愛おしく思えるのだ。


人によって価値観は違う。例えばこの世界に絶望しきっていたとしたら、全てのものが憎く、汚く感じてしまうだろう。
何かを見て「綺麗だ」と思えるのは、貴方の心が綺麗だからなのだ。綺麗と思うこと自体が美しいのだ。

実は汚れ腐った此の地
人もなにもかも全部
どうか温かいモノを忘れないように生きて

醜いと思うからこそ素晴らしいものに気付ける。きっと貴方にもあるはずだ。かけがえのないもの。それを忘れず生きること。

壁の花は いつか報われるべきだ
世界は貴方の手に拠り 生きて居る

仮に自分が生きていなかったとしたら、この世界を認識することも無い訳で、世界も無いに等しい。けれど、今僕らが生きているから、世界が此処に在るのだと判る。


つまり、世界=自分と言っても過言ではないのだ。ここで歌詞を振り返ってみよう。

明日世界が途方に暮れてしまっても
壁の花には気付きもしないんだろうな

明日もし私が途方に暮れていても、誰も助けてくれる人なんて居ないんでしょう?
だからこんな報われない世界を素晴らしいと思えるよう、醜いと吐き捨ててみよう。
そう言っている様にも取れる。

明日世界が途端に終わってしまうなら
人は大切なものに気づくんだろうな

明日私が途端に自殺を試みたら、今まで私に接していた人は、自分の犯した過ち、そして今まで蔑ろにしてきた愛情に気付くのではないか。


ここで“私”は現世に失望し死を決意するが、もう一度思い直す。


こんな世界を素晴らしいと思えるように醜さに気づいてみよう。今ある悲しさはいずれ来る楽しさ、笑顔の為の“必要犠牲”なのだと。


そして何より、“温かいモノを忘れないこと。”

壁の花は いつか報われるべきだ
世界は貴方の手に拠り 生きて居る

孤独はいつか報われるべきだ。
私は“貴方”のおかげで生きているのだから。


人間は、生まれてから死ぬまでずっと独りでは生きられない生き物だ。逆に言えば、誰か一人でも、寄り添ってくれる大切な人が居れば、それだけで強くなれる。


この世は非情で、独りだとまず報われない。
けれど、この曲を聴いた誰かが壁の花に手を差し伸べることが出来たなら、きっと「世界」は変わるのではないだろうか。貴方の世界も、相手の世界も。


そう。「世界」は誰でもなく、「貴方」の手に拠り生きているのだから。






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あとがき

実際こういう考察記事書いてみて、昔自分がしてた解釈と結構違う所があって色々とためになりました。きっとどっちの解釈も正しいんだろうけど。


実はこのWaLL FloWeRという曲、歌詞に抽象的な表現をあえて多く使っていて、リスナーに委ねている部分があるらしいです。

特定の事を決めつけずに、その人がこの作品を聴いて感じた事が全てだと思うので、聴く人の心情や生き方によって聴こえ方が変わる作品になれば良いなと思います。

by大森元貴

…ま、まあこれは考察だからいいよね?決めつけじゃないし!(考察一通り書いた後にこの記事見て動揺中)


でも、音楽って不思議で、同じ曲でも、その時の感情とかシチュエーションで随分変わってきますよね。以前は全然心に響かなかったのに、ある日聴いてみたらうるっと来てしまったりとか。

ミセスもそういう作品を作りたくてこういう曲を作ったんでしょうね。実際そうなってる。誰が何と言おうとProgressiveは名盤。


「歌詞の意味がよく分からないけどかっこいい」は、こういう所から来てたんでしょうね。
それにしても、曲を解剖していく内に気づかされる事が沢山ありすぎて驚きました。書き進める度に
〈世界は貴方の手に拠り 生きて居る〉
インパクトが自分の中で大きくなっていって…
きっと道徳と皿はこの衝撃を超えてくるんだろうなあ…(遠い目)

ちなみに道徳と皿の考察を予告しておくと、Varietyのジャケットが大きな鍵となってきます…
皿が何を指し、果実が何を指すのか。そして「彩り」がキーワードになってきます。あとミニアルバム3部作共通のコンセプトの「無常観」もかなり関わってきますね。

ただ、考察するのが少し悲しくもあるんですよね…
何故かと言うとですね、考察するにあたって、曲をめちゃくちゃ聴くじゃないですか。めちゃくちゃ飽きるんですよ。二年前はどんだけ聴いても飽きなかったのに…
だから、今までみたいな新鮮な気持ちで曲が聴けなくなるんですよね…(実際壁の花は飽きた)


まあ、何はともあれようやくProgressiveの考察が終わりました…次はVarietyにしようかIntroductionにしようか…
Progressive一枚通して短めのディスクレビューなんかも書きたかったりしてます。そうじゃないとこの作品の本質が伝わらない気がして。


「ロワジールまでに全曲考察終わらせる!!」って意気込んでブログ始めたんですけど、この調子で行くとTWELVEすら終わらない気がする…多分途中からアルバム順とかじゃなくて書きたい曲からやってく可能性が高いので、その時は温かい目で見てやって下さい。


それでは。