Mrs. GREEN APPLEについて思うこと

僕はMrs. GREEN APPLEが好きだ。
そしてボーカリスト大森元貴も好きだ。


しかし、どうも人間・大森元貴は苦手だ。


そんな面倒なファンが此度のソロプロジェクト騒動やら事務所問題やらについてのんびりまったり語っていきたいと思う。




熱心なファンの方は見ない方がいい。
めちゃくちゃな事書いちゃってるし。
本当にやめといた方がいい。
仮に「他人のブログごときで左右される愛情じゃねえし!」と思っていても、意外と文面って頭に残るものだ。邪念を残さない為にも、今すぐブラウザバックを推奨する。
自分のためにも。彼らのためにも。お願いします。







さて、これで多分今この文章を読んでるのはファン歴3年以上の方がほとんどだと思うのだが、どうだろうか。

「熱心」という言葉。人が何かに熱中していられる時間は限りがある。どんなに好きでいても。方向性が変わったり、理解し難い事が起こるとなおさらだ。


現在、ミセスは大博打に出ている。
一般公募でスタッフを募集して事務所を立ち上げ、大森元貴は個人でプロジェクトを2つ(うち1つは秘密裏)始動。そして肝心の本体は未だフリーズしたままという状況だ。


常人に思いつく発想じゃない。他とは一線を画した画期的なアイデアとも言えるし、狂ってるとも言える。僕は正直狂ってると思う。



話は変わるが、ミュージシャンで友達になれるとしたらあなたは誰がいい?


僕はBUMP OF CHICKEN藤原基央だ。共に時間を過ごすだけで優しい気持ちになれそうな気がする。
苦しんで苦しみ抜いた果てに見る景色もいいものだが、僕は何気ない日々に何気なく笑いながら小さな努力を積み重ねていく人生の方が理想的なのだ。藤くんもそういう人だと思う。


じゃあ、一番友達になりたくないミュージシャンは?と聞かれたら、酒クズとか女癖悪い奴がわんさか出てくる。
けどそういうのを抜いて健全な人間の中で選ぶとしたら、大森元貴かもしれない。


彼はめちゃくちゃ人を選ぶ。心を許した人に期待を寄せすぎるからこそ、友達サイドとしてはめちゃくちゃ重圧がかかると思うのだ。


なんか、あんまりこういう事言うのは良くないけど…殻被ってる哲学系メンヘラって感じの…そんな感じに見えるんだ…


キーボード藤澤涼架はミセスに加入して人格が三回死んだとかいう話を大森がしていた事がある。これもその所産なんだろう。


「信じることは自分の理想を押し付けることと似ている」って芦田愛菜が言ってた気がする。多分彼にはそのきらいがある。


僕には彼の行動が理解できない。いや、理解はできるんだけど共感が全くできない。
仮にメンバーに「今まで置かれてた環境は当たり前じゃ無かったんだぞ」という事を知らしめる為にあんな効率の悪い大騒動を起こしたのならもう住んでる世界が違うと割り切るしかないし、4人もそれはそれで調教されすぎだと思う。


ソロプロジェクトに関しては何とも言えない。
今日がProgressiveの発売日ということもあって、初心に帰る意味で弾き語りとかでソロ音源出してくれるならめちゃくちゃ嬉しいし、ソロツアーでゼンマイとかえほんとかその他過去曲が供養されるなら最高だ。


でもあのアー写でそれが期待できるとは思えなかったのだ。なんかもう違う次元の人みたいな佇まいで、妙に厭世的というか諦観とかに満ちたような目をしてるから「おめでとう」と素直に言えない。


それすらも上記の当たり前云々に関するメンバーへのメッセージだったとしたらもう色々通り越して気持ち悪い。グループLINEでギクシャクしてるの醸し出してくるメンヘラ彼女と変わりないんじゃないのか


Siipみたいな活動は全然歓迎だ。隙間産業感マシマシだし。ホームじゃならないようなサウンド。内省感MAXの歌詞。2に関してはゼンジン未到とプロテストで藤澤涼架がアレンジしたWaLL FloWeRから着想を得てそうな編曲。何もかもがミセスありきだ。


ソロプロジェクトはどう進めるんだろうね。一人歩きしてしまいそうな予感がするけれど。


ところで、歌い方に性格って出ると思うのだ。
例えば性欲が強い人は語尾がねっとりしてたりする。
TOKIOの某メンバーとか
ちなみに僕も曲によってはねっとりします

その点ではProgressiveの頃の大森元貴の歌い方は発狂するほど好きだった。
歌詞の一節一節を実直に噛み締めてるような発声で、一時期真似してたこともあった。音域が絶望的に足らんかったけどな


そして今の感じはそんなに好きではない。
性欲とはまた違う色のねっとり感が全曲通してある。


これは大概の古参ファン(WanteD以前はみんな古参だと思う)に共感してもらえると思うのだが、スターダムの「欲しくてぃ」に全て詰まってる。


だからやっぱ途中からズレてったのかなと思う。僕の思う理想と。


そう思ってからは一歩引いて彼らを見ている。多分活休前みたいな熱量でミセスを追うことは二度とない。その他大勢の1バンドの中の1つに加えられた感じだ。


このままの距離感と熱量で解散まで持って行けたらいいな。


ところで、ミセスはいつ解散するんだろうか。
僕は早くて7枚目のフルアルバムが出る頃だと思っていた。
なんとなく大森さんキリスト教興味ありそうだしセブンスヘブン的なアレで。
そこまで爆速で駆け抜けてドームツアーかなと。


でも活休がミニアルバム含めて7枚目のAttitude出してから来てしまったので予想は外れた。
1stアルバムがTWELVEで12枚目がラストアルバムだったらめちゃくちゃカッコイイけどそこまで続くと思えないんだよな…


バンド解散チキンレース筆頭のKing Gnuよりは続いてくれるといいけど。


どんな形であれ5人の笑顔と演奏が見たい。主に若井の笑顔。
所帯を持ってやさぐれた大森とニッコニコの若井、飛び跳ねすぎて腰いわしかける涼ちゃん、それ見て笑う綾華さん、永久名誉独身ハイスペベーシスト高野が一同に介す日がありますように。